第318回民間介護事業推進委員会が開催され、
とよしま代表理事が同委員会委員として参加しました。
その際に、
介護関係の文書負担軽減委員会の参考資料の共有がありました。
これは、デイサービスや有料老人ホームなどの書類で、
2025年5月14日に行われた参議院財政審議会にある協会から提出されたものとのこと。
事業者としては介護保険に係る文書のみではなく、
各種法令や基準等に伴い膨大な種類・量の文書を作成し、
関係先に提出する必要があり、実際には書類が減っている実感は感じられない。
といった意見をしたようです。
これに合わせて私からも以下の意見をしました。
介護人材解消に向けた施策の1つとして、
「2040年に向けたサービス提供体制等のあり方」があり、
制度の弾力的運用が示されています。
(ブログ参照 https://seniornet.ne.jp/2025/05/26/12292/)
生産性向上のために挙げられるのは「介護DX」ですが、
ほとんどのDXはペーパーレス化、ただのIT化でしかありません。
(DXについては後日記載)
他にも、パワーアシストスーツの導入も挙げられていますが、
物理的な策よりも、AIの活用を推進して欲しいと思います。
と申し上げました。
AIがうまく使えれば、日々の配置基準のチェックや報告不足のアラート、
上記のような文書作成などを含め、生産性向上に寄与できるはずです。
積極的なAI活用を補助する仕組みか、
福祉事業に対応したAIを開発し、煩雑な作業を省力化する
それこそが、真の介護DXと思います。
私たちは市民協は、会員の声を聞き、その思いを届けて行きます。
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