先日、東北キャラバンの際に、
特定非営利活動法人ホームおひさまくらぶの施設見学をさせて頂きました。
当日は、市民協理事でもあり、おひさまくらぶを牽引してきた代表理事の近藤明美さんにご案内頂きました。
おひさまくらぶ高森 見学レポート
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おひさまくらぶ高森は、地域密着型通所介護(デイサービス)を中心に
居宅介護支援、訪問介護、予防デイサービスなど、多岐にわたる介護サービスを提供しています。
施設内は、家庭的で温かい雰囲気が感じられ、利用者の方々がリラックスして過ごせるような空間づくりがされていました。
スタッフの方々も親切で、利用者一人ひとりの状況に合わせた丁寧なケアを心がけている様子が伺えました。
特に、地域密着型通所介護では、定員10名という少人数制を生かし、
利用者同士やスタッフとの距離が近く、アットホームな交流が生まれているのが印象的でした。
NPO法人おひさまくらぶは、高齢者の方と障害者の方が同時一体的に利用できるサービスを提供しており、
誰もが安心して暮らせる地域社会を目指しているそうです。
高森の施設は、地下鉄泉中央駅からバスで約14分、高森5丁目北停留所から徒歩5分とアクセスも比較的便利です。
今回の見学を通して、おひさまくらぶ高森は、利用者の方々にとって、単なる介護施設ではなく、
温かい交流と安心できる居場所を提供していると感じました。
地域に根ざした活動を通して、高齢者の方々の生活を支えている素晴らしい施設だと感じました。
この度はご案内頂き誠にありがとうございました。
引き続き市民協理事・市民協会員として地域でのご活躍を祈念しております。
【市民協会員】特定非営利活動法人おひさまくらぶ
代表理事 近藤明美氏
事業内容 介護保険事業 / 独自事業 他
所在地 宮城県仙台市泉区高森七丁目32番16号
URL https://chiikitasukeainokai.com/
主な沿革
宮城県仙台市泉区に拠点を置く特定非営利活動法人おひさまくらぶは、1999年5月22日に、「その人らしくいつまでも」住み慣れた地域で生活できるよう、ご本人とそのご家族を支援することを目的に設立されました。設立以来、高齢者や障がい者、子ども、そして介護をする人とその家族、すべての人がかけがえのない個人として尊重され、自分らしい生き方を選択できる社会の実現を目指して活動を展開しています。
おひさまくらぶは、従来家族の役割とされてきた介護を社会全体の問題として捉え、介護保険制度だけでは解決できない部分や、介護保険サービスが本当にその人に合っているのかを見守りながら、地域に根差した支援を行っています。
具体的な活動としては、2005年より毎年「杜の伝言板ゆるる」の『NPOで高校生の夏ボラ体験』に受け入れ団体として参加し、地域との連携を深めています。2009年には、宅老所を全国に広める会全国研修会in仙台を共催し、地域福祉の発展に貢献しました。また、宮城県内の宅老所ネットワークである「みやぎ宅老連絡会」や、新しい地域支援を目指す「NPO福祉ねっと」にも積極的に参加し、情報交換や研修を通じてサービスの質の向上と事業の充実を図っています。
事業の拡大として、平成26年6月には訪問介護事業を開始し、より包括的な在宅支援体制を整備しました。同月には、「おひさまくらぶ赤坂」の通所介護事業を新設された「おひさまくらぶ高野原」に移転し、「おひさまの家」として自主事業に移行しましたが、平成29年3月には「おひさまくらぶ高野原」を廃止し、通所介護事業は高森の拠点に引き継がれました。平成30年8月には、「おひさまの家」の住所を仙台市泉区高森に移転しています。
このように、NPO法人おひさまくらぶは、設立以来、地域のニーズに合わせた柔軟なサービス提供と、地域社会との連携を重視しながら、誰もが安心して自分らしく暮らせる地域づくりに貢献し続けています。