介護系事業者900団体の会員を有し、身近な地域での助け合い・支え合い、優しい福祉のある地域社会づくりを推進している認定特定非営利活動法人市民福祉団体全国協議会(本社:東京都新宿区、代表理事:鷲尾公子・とよしま亮介、略称市民協)は、労働者福祉中央協議会「第67回定期総会」開催に合わせ、以下のメッセージをお贈りしました。

拝啓
秋も深まり冬の気配を感じるような今日この頃、総会参加の皆様には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。本日は、第67回労働者福祉中央協議会総会に際し、メッセージを差し上げる機会を賜り心より感謝申し上げます。
ご存知の通り、2025年は国際協同組合年です。この記念すべき年において、私たちも”福祉はひとつ”という理念のもと、協力し合い、共に支え合う社会の実現を再確認する良い機会と考え、協同組合の精神を基に、すべての人々が安心して暮らせる環境を整えることが重要な使命と考えています。
私たち市民福祉団体全国協議会、通称市民協は、地域での助け合い・支え合い(インフォーマル)を重視し、優しい福祉のある地域共生社会づくりを推進し、持続可能で平和な社会を目指しています。環境問題や経済的格差、社会的孤立という課題に対し、連携を深め、地域社会との協働を通じて、皆さんで一緒に解決策を見いだしていけるよう、福祉が一体となることで、個々のニーズに応える柔軟なサービスを展開し、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に寄与できると信じています。
今後とも、安心して生活できる社会を築くために、すべての活動が”福祉はひとつ”という理念の実現に向けて進んでいくことにより、各々が持つ力を結集し、未来の世代により良い社会を引き継げるよう、共に努力を続けて参る所存です。また、労働者福祉中央協議会様を初め、ご参集の皆様と共に、私たち市民協も一緒に歩んで参る所存です。
末筆ながら、この総会が意義深く、未来に向けた明るい展望を描く場となりますことを心より願っております。
敬具
2025年11月21日
認定NPO法人市民福祉団体全国協議会
代表理事 鷲尾公子(わしおきみこ)
代表理事 豊島亮介(とよしまりょうすけ)