【開催報告】市民協主催リーダーズ研修会2024・1日目終了し・・・

この記事(ニュース)は約350秒で読めます。


認定特定非営利活動法人市民福祉団体全国協議会主催
「集え!次世代の介護人材!リーダーズ研修2024」
1日目の日程が終了しました。

遠方からの参加者は、10時前に高崎駅に集合。
車に分譲し、
「NPO法人じゃんけんぽん」事業本部(群馬県高崎市棟高町954-8)に向かいました。

今回の参加者は30名。
コロナ禍もあり、数年ぶりの開催となりましたが
遠方からの参加する団体もあり、
創業者ならびに次世代リーダーズが揃う研修会となりました。

午前中は、
高崎地域で25年もの間、地域福祉を支え続ける「NPO法人じゃんけんぽん」の施設見学(現地研修)を実施。

1、認知症対応型共同生活介護、GH共用型認知症通所介護
・グループホームじゃんけんぽん群馬町(群馬県高崎市足門町1525)
・グループホームあいあいえす(群馬県高崎市足門町1525)

それぞれ別の場所で開所していたグループホームが建物の老朽化に伴い、令和4年に現在の場所に移転。
建物の入口は共通だが、中で完全に分かれており、それぞれ特色のあるグループホームになっている。

2、企業主導型保育
・い~ね保育園(群馬県高崎市棟高町220-1)

じゃんけんぽん職員を対象にした内閣府所管の企業主導型保育を2018年に開所。
0歳児から預かる小規模保育事業のため、現状は0-3歳児の利用が多い。
現在は周辺住民(一般利用)も受け入れ対象として運営中。

3、看護小規模多機能型居宅介護(複合型サービス)
・複合型サービスじゃんけんぽん観音寺(群馬県高崎市棟高町220-1)

市営ゲートボール場跡地に企業主導型保育い~ね保育園と同地に開業。
屋外交流拠点「つながる農園」、い~ね保育園と併設しており、多様な交流も特徴の一つ。

昼食は、じゃんけんぽん事業本部のある
コミュニティーカフェ「近隣大家族」(群馬県高崎市棟高町954-8)に集合し、
配食サービスに使用している同じお弁当を頂きました(美味しかった!)。


この日のコミュニティーカフェ「近隣大家族」に市民協メンバーが一堂に介した光景はまさに「大家族」そのものでした。
志を同じくする者同士(近隣)、そして、一堂に大家族、「近隣大家族」万歳!

午後からは、
徒歩で高崎市市民活動センター・ソシアス(群馬県高崎市足門町1669-2)に移動して、
特別講師による講演(座学研修)を実施。

●テーマ1:人材育成と地域づくり
<講師>認定NPO法人じゃんけんぽん

リレー形式で4名の講師にお話し頂きました。
・理事長 井上謙一氏
直感で始めた独自の宅老所が創業のきっかけ。介護保険が始まり、必要とされた事業を次々と展開し現在の形に。
・事務局 大佐古恵氏
コーチングの経験を活かした人材育成と評価システムの構築。NPO活動継続に向けて広報力の強化を検討。
・管理者 菊池友樹氏
管理者就任をきっかけに素直な行動を心がける。失敗が大事。現管理のグループホームを紹介。
・副理事長 佐塚昌史氏
インフォーマル事業を重視。ごちゃまぜを見える化し、超高齢社会の課題解決を目指す。

●テーマ2:地域づくりと住まい
<講師>特定非営利活動法人ゆいの会 松下典子氏

・この社会は生きにくい。学習を重ね仲間を作る。これからはNPO・市民のいる地域を育てるべき。

●テーマ3:経営改革と報酬制度
<講師>一般社団法人地域ケア総合研究所 竹重俊文氏

・自分たちの基幹事業は何か見定める。インフォーマルを支えるフォーマル事業は何か、そこに選択と集中。

●情報提供①:実務者研修制度について
<提供>三幸学園グループ・株式会社日本教育クリエイト

そのあとは・・・
宿泊ホテルに会場を移しての大交流会。

余興があったり、スピーチがあったりと、
この研修会のために全国から集まったメンバーたちと大いに盛り上がりました。
皆さん、お疲れ様でした。


市民協 事務局

私たちは介護系NPO1100団体の会員を有し、身近な地域での助け合い・支え合い、優しい福祉のある地域社会づくりを推進しています。
<市民協を応援しよう!>
毎月100円からできる「つながる募金」はじめました。→https://bit.ly/senitsuna

SHARE THIS