【6/15】市民福祉団体全国協議会2024年総会記念講演を開・・・

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介護系NPOとして今回の改定ポイントをより深く理解し、
介護サービスの継続と質の担保をするため、
「2024年介護保険改正の内容と地域福祉の展望(仮)」と題し、市民協会員および市民協友誼団体(介護系NPO他)を対象として、
市民福祉団体全国協議会2024年総会記念講演を開催しました。

「2024年介護保険改正内容~地域福祉の展望~」
~地域共生社会の実現を目指して~と題して、
厚生労働省 老健局 認知症施策・地域介護推進課
和田幸典課長にご登壇いただきました。

<講演メモ>
テーマ1:私とNPO
・外務省出向時に在英国日本国大使館に勤務
・英国に介護保険はなくチャリティ団体が支えている
・毎週のようにイベントを行い、政府をも動かす存在だった
テーマ2:ケアマネ(介護支援専門員)のあり方
・ケアマネを民間側に置いたのが介護保険の特徴だが実数が減りつある
・海外には無い仕組みだが、ケアマネに今後も地域課題に関わってもらうべきか
テーマ3:総合事業のあり方
・主体が参加しやすくなるやり方を求めている
・①社会を動かす動きができるか、②参加したい活動が地域にあるか、③地域の特色を持って作れるか

参加者からの意見や質問
・P35の資料について。フォーマルとインフォーマルの間には大きな壁がある。頑張っている事業所がインフォーマルまでやるべきでは。つなぎ役が重要ではないか
・認知症伴走事業しているがファーストコンタクトがされていない。早期発見できない、早期絶望。事業所が連携してカバーしている。早期発見するための仕組みづくりを実現してほしい
・後見人選定まで1年かかり1銭も入らなかった。後見人変更・質の担保・迅速な決定を求める
・専門員には地域空間の考え方がない。厚労省の考える住民主体の地域のイメージを聞きたい
・地域包括が地域に出てこない。次から次に制度ができる。県から市に降りていない
・総合事業で、1層のコーディネーターはほとんどが社協に丸投げとなっている現状を見直すべきではないか

 


市民協 事務局

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