本年もよろしくお願いします(2025年を迎えて)

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謹んで新春のお慶びを申し上げます。

旧年中は、私たち市民協に対し、格別のご理解とご協力を賜り、
誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。

昨年は、代表理事が3人体制となり、より踏み込んだ運営を進めることができました。
その一環として、9月18日から19日にかけて、コロナ禍後初となるリーダーズ研修を無事に実施することができました。
研修の開催にご尽力いただきました井上理事並びに、NPO法人じゃんけんぽん(高崎市)の皆さまに、改めて御礼申し上げます。
また、遠方よりご参加いただいた皆さまにも、心より感謝申し上げます。

さて、厚生労働省の最新資料によりますと、
2025年の介護人材不足は32万人に達するとされ、
今後もその不足は拡大し、2035年には69万人に達する見込みです。
これにより、今後一層、生産性の向上が強く求められることが予想されます。

一方で、私たち介護系NPOは、
介護事業を始める以前から地域支援活動を行ってきた経緯があり、介護事業と地域貢献を両輪として活動しています。
私たちが今日まで地域から必要とされ続けている理由の一つは、
まさにこの地域貢献の姿勢にあると確信しています。
そして、地域支援を続けることで、必ずや数年後には基幹事業への還元が見込まれると考えています。

また、財務省からは、介護事業者の効率化や大規模化を求める方針が示されていますが、
私たち介護系NPOの特性が十分に理解されていない現状もございます。
そのため、これからもその特徴をしっかりと伝えていくことが重要であると考えています。

さらに、昨年実施した九州キャラバンに続き、今月中旬には東日本大震災の被災地を訪れるキャラバンを実施し、
会員の皆さまの現場に直接伺い、声をしっかりとお聞きしたいと考えています。

私たちは、会員団体の代表として、
引き続き団体運営に有益な情報を提供するとともに、関係機関への働きかけを続けてまいります。

本年も変わらぬご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
皆さまにとって素晴らしい一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

令和7年1月
認定特定非営利活動法人市民福祉団体全国協議会(市民協)
代表理事 鷲尾公子・村居多美子・とよしま亮介


市民協 事務局

私たちは介護系NPO1100団体の会員を有し、身近な地域での助け合い・支え合い、優しい福祉のある地域社会づくりを推進しています。
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